ランニングアプリ比較2020 Nike Run ClubとAsics Runkeeperで同時に計測してみた
最近の日々のルーティンは筋トレとランニング。ランニングアプリはNike Run Clubを長期間に渡って利用しているが、他のアプリも気になる。
4月にはAdidas Runnning(旧Runtastic)とNike Run Clubを同時計測している。
この2つを同時計測すると同じ場所で走っても距離はAdidas Runningの方が長くなる傾向があった。アプリの使い勝手は個人的には差異はないと思う。
計測方法
今回の計測方法は下記の通りとした。
Nike Run ClubはApple Watch3で計測。
Asics Runkeeperはiphone11 pro maxのアプリで計測。
普通の道路も走るので信号での停止もあるがNike Run Clubはオートストップ。Asics RunkeeperはNikeの計測が止まった段階で手動で止めた。Asicsも設定をみるとオートポーズ機能があるようだが、うまくいかなかった。
今回は7kmをゆったりめに走った。
昨年10月の台風以来、どこのグランドも壊滅状態だったが、徐々に復旧しているのは嬉しいね。
計測結果〜距離とタイムの差異について
結果は下記の通り。左がNikeで右がAsics。Nike基準で7km(実際は7.02km走った)
まずタイムがNikeが44分24秒でAsicsが44分43秒で19秒ほどの差異が発生しているのはRun終了時にAsicsのアプリの停止時間が遅くなったことが影響しており、ここはあまり差異がなかったと思って欲しい。
距離はNike 7.02kmに対してAsics7.10kmと80mほどの差異。(NikeとAdidasは120mほどであった)
次にラップタイム。
これを表にまとめると(最後の端数省略)
Nike | Asics | |
1.0km | 6:55 | 6:57 |
2.0km | 6:29 | 6:28 |
3.0km | 6:11 | 6:09 |
4.0km | 6:08 | 6:05 |
5.0km | 6:10 | 6:09 |
6.0km | 6:45 | 6:21 |
7.0km | 5:33 | 5:47 |
平均 | 6:18 | 6:16 |
ラップタイムで言うと最初と最後以外はAsicsが1kmあたりの時間が短いが、6.0km以外はほぼ誤差レベルと言ってよいだろう。
最後にデータ。
消費カロリーや心拍数のデータはAsicsは出ないようだ。(まああまり気にする必要もないだろう)
またAsicsは月1,200円もしくは年間4,800円のサブスクリプションを行えば、もう少し詳しいデータやトレーニングプランが活用できるようだ。確かAdidas Runningもプレミアムプランがあったはずだ。
結論
傾向的にはこのAsicsもNikeと比べると距離が長めに出る感じかな。でもAdidasよりも差異はない感じ。ただ、これはもう1回程度の検証は必要だろう。
次回はAsicsをApple watchで計測して比較してみようと思う。
ただ、現状長く利用しているNike Run Clubから乗り換えてみようかなというアプリは出てこない感じかな。
Nikeが特別素晴らしいという感じでもないが、今までの履歴が残っている以上、よほど特筆したアプリでないと乗り換える気にもなれない。
また特にコアなランナーでなければ、トレーニングプランなども含めて無料で使えるNikeが一番良いかもしれないね。
今年の7月にはナイキ&アシックス&アディダスのランアプリのオートストップ機能の比較をしてみたので、よかったら読んでねw